あんだんて音楽教室 | 日記 | 秋のセミナー&コンサート第四弾「ピティナ・ピアノ指導セミナーVol.45」

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あんだんて音楽教室 の日記

秋のセミナー&コンサート第四弾「ピティナ・ピアノ指導セミナーVol.45」

2012.10.28

こんにちは。
新潟市中央区ピアノとエレクトーン個人レッスンの「あんだんて音楽教室」です。

私が行った秋のセミナー&コンサート第四弾です。

・とき   2012年9月30日
・場所  東京音楽大学 J館スタジオ

・第1講座 ピアノ指導法講座                    講師  横山 幸雄(ピアニスト)
・第2講座 「演奏家の手」のマネージメント           講師  仲尾 保志(手の外科医)
・第3講座 優れた生徒を育てるステップ・アップ講座      講師  杉浦 日出夫(ピアノ・作曲・ピアノ教育)


・第1講座 
公開レッスンのかたち。
曲目は、ショパンエチュード10-4,10-2,25-6
たいへん優秀な生徒さんばかりで、横山先生も「これだけ弾ければいいんじゃないかと思ってしまいますが」とおっしゃるくらい。
テクニック的なことより、音楽のつくり方について。指導というよりも自分自身の演奏に今後生かしていきたい内容でした。
・音楽の方向性を考えながら弾く ・譜読み段階で細かく音楽をイメージする ・練習する場合何をトレーニングするのか目標を明確にする等。
「音楽の大きなながれをつかんでから音を出すべき」とはまったくそのとおりと思うものの、小さい生徒さん(4,5才)への指導ではなかなか難しい。でも導入期からその方向へもっていくべく、やり方は試行錯誤しながらがんばります。


・第2講座
仲尾先生は指揮者小澤征爾さんの治療経験もある音楽家の手のお医者さん。世界的権威です。
私も数年前右ひじが痛くなり、ものが持てなくなって整形外科に行ったところ腱鞘炎だったんです。腱鞘炎は手や指の障害というイメージだったんですが、ひじに指を動かす筋肉が集まっているらしいです。
プロの音楽家で手の障害や悩みを抱えている方々たくさんいるんですね。それだけ手を酷使しているし、音楽家の手の動きは一般の日常生活では使われない動きをしているんですね。
精神面でのお話も心に残りました。
音楽をやっていて、精神的な悩みを抱えているお子さんも多いようで。その場合の接し方や促し方。
・ピアノがすべてではなくて、ピアノ以外にはまるものがあってもよい
・何のために演奏するのか
・コンクールのための音楽ではない
・音楽がもつ可能性や音楽で社会に何ができるか考えてみて
・音楽は困っている人の気持ちを救う
・いっぺんにたくさんの人を楽しませることができる 等々


・第3講座
杉浦先生自身のロシアでの体験から、ピアノ演奏においても声に出して歌うことがとても重要であるということです。
このことは、最近痛切に感じていました。
弾くこと重視になりがちだったので、意識して声に出して歌うことを毎回レッスンに取り入れています。
ただ、声に出して歌うのをちょっと恥ずかしいと感じる子もいるので、あまり気乗りしない様子だったら無理強いしません。私自身、歌いなさい的に無理強いされたら嫌だと思うから。大半は元気に歌ってくれてます。


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