あんだんて音楽教室 | 日記 | 「ロマン後期・近代・現代の名曲集」を演奏しながら~

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あんだんて音楽教室 の日記

「ロマン後期・近代・現代の名曲集」を演奏しながら~

2016.01.23

こんにちは。
新潟市白山にある、ピアノ&エレクトーン個人レッスン「あんだんて音楽教室」講師のコンサート&講座日記です。

「ロマン後期・近代・現代の名曲集」を演奏しながら~時代的背景と多彩な音楽表現を探る~という講座に行って来ました。

・とき    2016年1月22日(金)
・ところ   ヤマハミュージック新潟店 7F スペースY
・講師    大竹 紀子

大竹先生のプロフィール
ジュリアード音楽院卒業。メリーランド州立大学にて博士課程修了。著書多数。
この現在、相模女子大学准教授。放送大学非常勤講師。

近・現代の作品は、そんなに数多くは知らないので勉強のためと思って行きました。

クラスターやプリペアードピアノ等、ことばは知っていましたが、すぐ近くで演奏を見聞きするのは初めてかも。

ジョン・ケージというと、つい例のあの沈黙の音楽「4分33秒」が浮かんでしまうのですが・・・
ピアノの弦にいろいろなものをはさんで打鍵すると、打楽器のような音色になるんですね。
はさむ物も位置も細かく指示されていて、厳密に決められています。

プリペアードピアノでジョン・ケージ作曲の「A ROOM」を聴くと、この作曲家がピアノの可能性、自由な表現を追求したかったのだろうということが、伺えます。

他のプリペアードピアノによる作品も聴いてみたくなりました。

12の音の音列にからつくられる12音音楽は、今日では結局人々に受け入れられなかったということになっています。
が、大竹先生は、それは演奏家の責任でもあると思うとおっしゃっていました。
すべての音に意味があるのだから、演奏家が本当にその意味を理解して演奏しなければ、聴衆には伝わらない、と。
この言葉は、結構、衝撃でした。

講座は、音楽史的な側面もあり、私は好きな分野なので興味深く、とっても有意義な時間でした。

「ロマン後期・近代・現代の名曲集」を演奏しながら~

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