あんだんて音楽教室 の日記
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「ソナチネアルバム」の指導法 秋山徹也 公開講座
2015.11.22
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こんにちは。
新潟市白山にあるピアノ&エレクトーン個人レッスン「あんだんて音楽教室」講師のコンサート&講座日記です。
公開講座に行って来ました。
・とき 2015年11月12日(木)
・ところ ヤマハミュージック新潟店 スペースY
・講師 秋山 徹也 (秋山徹也音楽研究所主催、全日本ピアノ指導者協会評議員、
文京アナリーゼステーション代表)
今回秋山先生がおっしゃったことで印象深かったのは、楽譜を表面的に演奏するのではなく、曲の構成を見て表現するということです。
つまり、楽譜にクレッシェンドとあるからだんだん強く演奏するというのではなく、曲の構成を見て必然性を感じて演奏するということです。
?十年前、自分自身がソナチネを勉強していた時、たぶん曲の構成等それほど深く考えていなかったように思います。
確かに生徒さんに「ここはリタルダンドだからだんだんゆっくり弾いてね。」と言ったところで内容がわかって必然性を感じているわけではないので、とってつけたような演奏になってしまいます。
この曲の構成について、なかでも和音の移り変わりに気を付けて表現するというのがわかりやすいものでした。
たとえば、Ⅳの和音は広がりを感じさせるのでその部分はそのように演奏する。音量ですとか、気持ちとか。
なるほど和音の変化に気を配ると、どのように演奏すればよいのか自然とわかってきます。
しか~し、生徒さんに自力で解釈できるようにもっていくのは大変!
まずは自分自身が今現在取り組んでいる曲から、曲の構成特に和音の変化に留意して演奏することから始めます。